ファイナルデータ無料体験版を試そう
「誤ってファイルをゴミ箱から削除してしまった」「間違えてHDDをフォーマットした」といったとき、データの復元や復旧の強い味方がファイナルデータです。ファイナルデータはデータ復元ソフトの1つで、市場から高い評価を得ています。
ファイナルデータは無料体験版を提供しており、無料体験版ではデータが復元できるかどうかをテストできます。まず、無料体験版を試して復元できそうなら製品版を購入する流れです。ファイナルデータ無料体験版の使い方や特徴、ダウンロード方法について解説します。
ファイナルデータとは?
ファイナルデータはリリース以来、連続してデータ復元ソフト市場シェアNo.1であり続けています。ファイナルデータとはAOSデータ株式会社がリリースしているデータ復元ソフトで、誤ってゴミ箱から削除してしまったファイルや、論理障害によって消失したデータを復元できます。
無料体験版も提供されており、無料体験版ではデータが復旧できるかテストできます。無料体験版でテストして復旧できそうなら、製品版を購入する流れになります。
無料体験版と製品版の違い
ファイナルデータには「ファイナルデータ11plus 特別復元版」「ファイナルデータ8.0 特別復元版」「フォトリカバリー8.0」などいろいろなシリーズがあります。そのいずれにも無料体験版と製品版がリリースされています。
無料体験版と製品版では復元・復旧ができるかどうかが異なります。それぞれどのように違うのか解説します。
体験版と製品版は別物
ファイナルデータの無料体験版と製品版は同じインターフェースを持っており、検出能力も変わりません。しかし、プログラム的には全くの別物で、ライセンスナンバーを入力して制限解除するといったものではありません。無料体験版は実際にデータを復元することができません。
無料体験版をインストールした後、製品版を購入するときには体験版のアンインストールが必要となります。
体験版はCD・USBブート機能がない
ファイナルデータの製品版にはCD・USBブート機能が搭載されています。けれども、無料体験版にはこの機能が搭載されていません。無料体験版ではデータが復元できるかどうかテストできますが、実際の復元はできません。したがって、CD・USBブート機能も必要がないので搭載されていません。
ファイナルデータ無料体験版の入手方法
ファイナルデータ無料体験版は「ファイナルデータ11plus 特別復元版」「ファイナルデータ8.0 特別復元版」「フォトリカバリー8.0」のいずれも、AmazonやAOSデータ株式会社からダウンロードできます。
アマゾンからダウンロード
ファイナルデータ無料体験版はAmazonからダウンロードできます。「ファイナルデータ11plus 特別復元版」「ファイナルデータ8.0 特別復元版」「フォトリカバリー8.0」のいずれもダウンロードできますのでチェックしてみましょう。
AOS公式からダウンロード
ファイナルデータはAOSデータ株式会社がリリースしているソフトです。AOSデータ株式会社の公式サイトからも無料体験版がダウンロードできます。
無料体験版の使い方
ここではファイルやフォルダをゴミ箱から削除してしまった場合の、ファイナルデータ無料体験版の使い方について解説します。なお、ファイナルデータのシリーズはファイナルデータ11plus 特別復元版です。
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ファイナルデータを起動
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復元作業の開始
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復元可能なデータの検索
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復元可能なデータをプレビューで確認
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ファイナルデータの終了
デスクトップ画面の「ファイナルデータ11plus 特別復元版 試供版ウィザード」をダブルクリックして起動します。
起動したウィザードから「ファイルの復元」をクリックします。次に「ゴミ箱から削除した場合」をクリックしてください。
ここでは、マイドキュメントやマイピクチャがあるCドライブを選択して検索をクリックします。復旧できるデータを検索している画面が表示され、しばらく経つと復旧可能なデータ一覧に切り替わります。
確認したいデータにチェックを入れて「プレビュー」をクリックしましょう。プレビュー画面でファイルの内容が表示されます。プレビューで表示できる形式は「.doc」「.xls」「.ppt」「.txt」「.html」「.jpg」「.gif」「.bmp」です。プレビューができないファイル形式は、ファイル名で内容を類推しましょう。
ファイナルデータ無料体験版でできるのはここまでです。ファイナルデータを終了してください。プレビュー画面で確認できたファイルやフォルダは製品版で復元が可能です。
ファイナルデータ製品版の購入方法
ファイナルデータ製品版の購入方法は2通りです。
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ダウンロード版
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メディア版
ファイナルデータのダウンロード版はAmazonや、公式サイトのAOSストアから手に入ります。さまざまなシリーズがリリースされていますので、目的に合ったソフトをダウンロードしてください。
メディア版はAmazonの他に、ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店でも販売されています。
データが復元できなさそうな場合
ファイナルデータ無料体験版で復元ウィザードを試して、データを復旧できそうなら製品版のファイナルデータを購入すればよいでしょう。しかし、復元や復旧ができなさそうな場合は他の手段を取る必要があります。特に、重要なデータが入っていた場合は簡単に諦められません。
「他のデータ復元ソフトを利用する」「HDD復旧サービスを利用する」という2つの手段が考えられます。データの重要度やかけられる費用によって選択肢が変わります。それぞれのポイントを解説しますので、自分に合った適切な方法を選択しましょう。
EaseUS Data Recovery Wizard Freeを使う
データ復元ソフトでファイナルデータと並んで有名なのが「EaseUS Data Recovery Wizard Free」です。EaseUS Data Recovery Wizard Freeは無料体験版で2GBまでのデータを復元することができます。EaseUS Data Recovery Wizard Proなら容量無制限で復元できますが、Pro版はファイナルデータ製品版と同じ程度の価格になります。
EaseUS Data Recovery Wizard Freeはデータ復旧率97.3%を誇り、3ステップだけでデータを復元できます。全形式のファイルに対応しており、動画や画像、音楽、ドキュメントなど復元するファイルを選びません。復元したいデータが2GB以下なら無料で復元することができます。
HDD復旧サービスを利用
データの復元や復旧は時間が経てば経つほど困難になります。OS上は削除してしまったデータも、じつはHDDに残っているから復元できます。しかし、残っているデータに他のデータが上書きされると復元は困難になります。HDDに書き込みが行われるほど復元のハードルは高くなるのです。
復元や復旧は初動が大切です。もしファイナルデータ無料体験版で復元できそうにないとわかったら、HDD復旧サービスを利用してみましょう。専門業者なので確実・迅速にデータを復旧してくれます。デメリットは費用がかかることですから、データの重要度に合わせて検討してください。
データの復旧にはいろいろな手段がある
ファイナルデータは復旧率が高く市場シェアNo.1のソフトです。長年の実績があり、ユーザーからも高い評価を得ています。データの復旧や復元をしたいならまず、ファイナルデータ無料体験版を試してみましょう。ファイナルデータ無料体験版で復元できそうなら、製品版を購入してデータを復元してください。
ファイナルデータで復元できない場合は「他の復元ソフトを試す」「データ復旧サービスに依頼する」の2つが考えられます。重要なデータが入っているなら専門業者に依頼するのがおすすめです。